5月6日に横浜の赤レンガ倉庫で開催されていたパレスチナフェスタに行ったのですが、ブログに書くのを忘れていました。

パレスチナ地方の伝統的な衣装が展示されていました。
刺繍がきれい。

民族舞踊のダブケも見ました。
リズムはサイーディーっぽいんだけど、ミズマール(ラッパ?笛の一種)の音が入っていないとか、違いがあるらしい。結構好きな感じの音楽です。
ステップがメインで、輪になって踊るダンスでそうです。
サイーディーもそうだけど、民族舞踊は、大地を踏みしめる感じのものが多い印象がある。

チフテテリとかカシュックとか、トルコの民族舞踊のワークショップにも出たことがあるけど、やっぱり民族舞踊はおもしろいな。美しく踊るというよりは「楽しむ」ことがメインになっているからかな。

中東地域のフォークロアがわかっているとベリーダンスにも役立つ、とよく言われます。
(このリズムにはこの動き、このノリ、みたいなお約束がある)
こういう民族舞踊は現代の中東地域の人にとってどういう存在なんだろうか?
むかしからの踊り方をきちんと伝えて行こうという保存的な意味あいの踊りなのか、リアルな楽しみとして今風の踊り方をされるものなのか・・・(よさこいとか盆踊り的な)?たぶん地域によっても違うのでしょうが・・・

ちなみにベリーダンスも「クラシックな踊り方を守って行くべき」という保守的な考えのダンサーと、「今の人たちに楽しんでもらえるスタイルにしていく方がよい」というリベラルな考えのダンサーがいます。私はどちらかというと後者で、それは芸能論的な側面と経済的な側面(顧客満足度の向上)があるのですが・・・またこれは改めて書きます。